県スキー場経営者協会と小売り大手のイオンは、県内８カ所のスキー場に 今シーズンから、同社の電子マネー「ＷＡＯＮ（ワオン）」を導入する。 リフト券や土産などを電子マネーで購入できるようにすることでスキー場の 利便性を高め、来客増につなげたいとしている。　 同社によると、スキー場へのワオン導入は国内で初めて。導入するのは、 谷川岳天神平スキー場（みなかみ町）、ノルン水上スキー場（同）、草津国際 スキー場（草津町）、川場スキー場（川場村）など八カ所。今月中旬以降に 順次、利用を始めている。 イオンの店舗で買い物などに使われるワオンを使用可能とすることで、 若者だけでなく、幅広い年齢層から誘客を図る狙いがあるという。 県スキー場経営者協会の星野寛会長は「スキーウエアを着た状態での財布の 出し入れのわずらわしさを解消できることが、電子マネーの最大のメリット。 県内スキー場の新たな“売り”としてアピールしていきたい」としている。 ◎ソース