２次補正「２・７兆円上回る規模」　金融相示唆　2009.11.28 13:19 　亀井静香金融・郵政改革担当相は２８日、為替相場の急激な円高などを理由に 「（景気対策は）額ありきでやる事態ではない」と述べ、２００９年度第２次補正予算は、 菅直人国家戦略担当相が示した２兆７千億円を上回る規模になる、との見方を示した。 　また「総理や官房長官、閣僚にしても認識は一緒だと思う」と語り、予算規模を 拡大するよう求めた。 　大阪市内でテレビ番組に出演した後、報道関係者に答えた。 　亀井金融・郵政改革担当相は景気対策について「円高もあり、思い切って手を打た ないともたない。総合的な対策を講じず、後手後手になってはだめだ」と強調した。 　一方、自ら代表を務める国民新党が発表した総額１１兆円の独自案に関しては 「積み上げたらそのぐらいになったが、規模にはこだわらない」と発言した。