去年７月に福岡県大牟田市のスーパーで起きた強盗事件で 逮捕・起訴された３９歳の男が、この７年間に福岡や佐賀、熊本で 裏付けが取れただけで２１件の強盗や盗みを繰り返し、 被害はあわせて７７００万円あまりになることが警察の調べでわかりました。 福岡県前原市に住んでいた無職の宮崎勉被告（３９）は去年７月、 福岡県大牟田市で閉店後のスーパーマーケットに包丁を持って押し入り、 従業員を脅して売上金１５５０万円を奪ったなどとして逮捕・起訴されています。 警察のその後の調べで、宮崎被告は平成１７年に福岡県柳川市のスーパーで ９６０万円を奪ったほか、おととしにも佐賀県みやき町のショッピングセンターで ４００万円を奪うなど、この７年間に裏付けが取れただけで福岡や佐賀、熊本で ２１件の強盗や盗みを繰り返し、被害はあわせて７７００万円あまりになることがわかりました。 警察によりますと、宮崎被告は夜間、人通りの少ない郊外の店などを、 売上金が金庫にたまる日曜や祝日に狙って犯行に及んでいたということです。 宮崎被告は調べに対し、「これまでに５０件あまりの店で犯行を繰り返し、 奪った１億円近くの金は、生活費やギャンブルに使った」などと供述しているということです。 ソース：NHK福岡のニュース　2009年12月10日 18時32分更新